ソーシャルレンディング

クラウドバンクの投資をやってみた!評判・利回りを私の運用実績をもとに解説!

投稿日:2020年1月19日 更新日:

クラウドバンクの評判

2020/3/14 最新の実績に更新しました!

こんにちは!サラリーマンをやりながらソーシャルレンディングに投資しているないとです。

本記事では、CMも始まり人気の出ているソーシャルレンディング業者である

クラウドバンクの評判や利回りを、実際に投資した運用実績をもとに解説していきます!

長い記事になりますが、下記に当てはまる人はぜひ一度、本記事を読んでみてください。

すぐ知りたい方はリンクで該当箇所に飛べます。

Crowd Bank(クラウドバンク)とは

クラウドバンクは投資の種類である「ソーシャルレンディング」を行っている業者のうちの一つです。

他の業者としては大手のSBIやOwners Bookが有名です。

クラウドバンクは日本クラウド証券株式会社により運営されています。

クラウドバンク

日本クラウド証券の会社概要

ソーシャルレンディングを運営する、世界でも稀な証券会社です。

売上、営業損益を年々伸ばしており、ソーシャルレンディング事業で安定した成績を誇っています。

会社名 日本クラウド証券株式会社
売上 1,709百万円
営業損益 1,095百万円
純資産 1,601百万円
金融商品取引業登録 第一種・第二種金融商品取引業

ここで、重要なのが「第一種金融取引業」を取得していることです。

第二種があれば金融取引業の運営が可能ですが、日本クラウド証券はほかの業者が持つ「第二種」よりも厳しい「第一種」の免許を保有しています。

「第一種」だといいのか

第一種を取得していると、いわゆる「証券会社」と呼ばれます。

第一種を取得するには、第二種よりも厳しい審査をクリアする必要があり、資本が充実が求められ、自己資本比率の規制もあります。

自己資本規制比率が120%を下回った場合は金融庁から業務改善命令等が発せられます。日本クラウド証券は自己資本規制比率は300%を超えており、安心できます。

 

  一種業者
(=証券会社)
二種業者
資本金の額
または
出資の総額
5,000万円以上 1,000万円以上
純資産の額 5,000万円以上 規制なし
他に行う
事業に対する規制
あり なし
株主に対する規制 あり なし
自己資本規制比率
による規制
あり なし

よって第一種を取得している証券会社により運営されているクラウドバンクは、他事業よりも安心して資金を任せることができます。

それでは、私たち個人はクラウドバンクでどのように投資の収益を上げることができるのでしょうか?

クラウドバンクで収益を上げる仕組み

クラウドバンクは「ソーシャルレンディング」の業者です。

簡単に言えば
「みんなでお金を集めて企業にお金を貸し、年利をみんなで分配する!」
これが、私たちが収益を上げる仕組みです。

ソーシャルレンディングを簡単に説明

家のローンを考えてみましょう。銀行は3,000万円を年利1%で貸してくれますよね。そう、お金を貸せば年利という形で収益がもらえるのです。

自分も、眠った貯金を人に貸して年利をもらえたらな。。。と考えたことはありませんか?でも、3,000万円も貸せるお金なんて持っていませんよね。。。

ですが、1万円なら?それを3,000人集まれば?3,000万円集まります。

この、お金を集めて人(企業)に貸すことをやってくれるのがソーシャルレンディング業者です!

みんなの代わりにお金を集め、企業に貸し、年利を回収し、みんなに分配してくれます。

クラウドバンクはどうなの?

ソーシャルレンディング業者なので、収益の挙げ方の基本は同じです。

出展:クラウドバンク公式
クラウドバンクの仕組み

個人の資金を集めて「融資」として運用していくサービスです。大きな元手がないと優良な投資は難しいと言われますが、クラウドバンクではインターネットで多くの投資家から少しづつお金を出し合って何千万という金額を集め、資金を集約して運用しています。

クラウドバンクは1万円という少ない元手でも、優良な投資先に投資運用ができます!

どのくらい収益をあげられるの?

クラウドバンクの公式では3年間の実績値として、利回り6.99%と記載されています!

仮に100万円投資した場合の例が下図にしめされています。

出展:クラウドバンク公式
クラウドバンク公式利回り

定期預金の場合100円/年ですが、クラウドバンクの場合は69,900円/年利益がもらえることになります。

ただし、税引き前なので注意が必要です。税引き後(約10%減後)の利回りは約6.3%です!

銀行に貯金として100万円が眠ってる!!っていう人はもったいなく感じませんか!?私もそう感じて、余剰資金をクラウドバンクへの投資に回しました。

他の投資との違いは?

ここでクラウドバンクを含め、ソーシャルレンディングって他の投資が何が違うのでしょうか。

一言でいえばソーシャルレンディングは「ミドルリスク・ミドルリターン」だと私は考えています。

FXや外国株はハイリスク・ハイリターン、社債や国債はローリスク・ローリターンといったところでしょうか。

日本株は?大手への株投資であれば、ソーシャルレンディングに近いミドルリスク・ミドルリターンであると思います。

しかし、株との決定的な違いは、ソーシャルレンディングは「ほったらかし」で利益が得られます。

株の経験がある方は、毎日値動きが気になりませんでしたか?気になって夜も眠れない。。。何てことも。

ソーシャルレンディングは、一度投資すればあとは年利が毎月入ってくるので値動きを気にする生活から解放されます!

これは精神的にも大きなメリットではないでしょうか。

クラウドバンクの評判

クラウドバンクが銀行より有利であることを知り、投資してみたい!と思うけど、やっぱり投資は怖い。。。と思ってとどまった人は多いと思います。

ここで、クラウドバンクの評判とおすすめできる理由を紹介していきます。

クラウドバンクは安心できるの?

投資にはリスクはつきものです。ソーシャルレンディングに投資するなら業者選びが大切になります。クラウドバンクは怪しいんじゃないの?と思う人もいるかと思います。

私はクラウドバンクが安心できるポイントは大きく3つあると考えています。

安心ポイント1⃣ 証券会社により運用
2⃣ 積み上げられた実績
3⃣ 担保・保証を全案件に設定

それぞれ簡単に説明していきたいと思います。

1⃣ 証券会社により運用

冒頭に説明しました、クラウドバンクは「第一種金融取引業」を取得している証券会社で運用されています。

この時点で、他事業者よりも信頼できることは確実です。

2⃣ 積み上げられた実績

クラウドバンク立ち上げの2014年以来、累計応募額は600億円を超えています。

しかもこれだけの実績がありながら、元本回収率は100%です。元本回収率とは、投資した元本がいくら返ってきたかです。これが100%ということは、簡単に言えば「貸した金が返ってこなかった」ことが「一度もない」ということです。

かつては業界最大手のmaneoが、多くの貸し倒れを出し、いまだに元本が返っていないという事実もあります。ちなみにmaneoは「第二種」金融取引業です

クラウドバンクは「第一種」としてしっかりと運営しているからこそ、この実績なのではないでしょうか。

クラウドバンクの実績

3⃣ 担保・保証を全案件に設定

クラウドバンクのすべての案件には担保・保証が設定されています。

また担保は必ず運用額を上回るように設定されているため、もし元本が返せない状況になった場合は、運用額を上回る担保から元本が返却されることになります。

以上、安心できるポイントを3つ説明しました。私は、ほかの業者よりは安心できると考えてクラウドバンクへの投資を続けています。また、この3点以外にも私がクラウドバンクをお勧めする理由がありますので、こちらも次に説明したいと思います。

私がおすすめする理由

前項でクラウドバンクは安心できると説明しましたが、それ以外にも私が使ってみておすすめできるポイントを大きく3つ説明したいと思います。

私のおすすめポイント1⃣ 使いやすいサイト
2⃣ 豊富な投資先の種類
3⃣ 多数の投資案件
それぞれ簡単に説明したいと思います。

1⃣ 使いやすいサイト

投資をするうえで、サイトの使いやすさは非常に重要です。

私は、ソーシャルレンディングの業者を6社ほど使っていますが、クラウドバンクはダントツで使いやすいです。

スマホ対応はもちろんのこと、運用状況や分配額も一目でわかります。ほかの業者は、全体の運用状況を知るためには、自分で分配金の合計を計算する必要があったり。。。ということもありますが、クラウドバンクは違います。

使いやすいサイト

 

2⃣ 豊富な投資先の種類

投資するうえでは分散投資が重要です。例えば、案件が不動産ばかりだと、不動産業が不況になった場合はやはりリスクを抱えることになります。

その点、クラウドバンクは単純な企業向けのローンや不動産、エネルギー関連などの多種多様な案件を扱っているため、自然と分散投資が可能となります。

案件ごとに利回りや担保・保証の内容、期間が異なるので、自分の投資スタイルに合わせて選択が可能です。

投資先例

3⃣ 多数の投資案件

ソーシャルレンディングの利回りを高めるには、投資したいときに案件があることが重要です。

例えば、10万円が無事返還されても、投資案件がない、またはすぐ売り切れて、次の案件への投資に回せない。。。なんてときはその10万は投資できず、実質の利回りが下がってしまいます。

クラウドバンクは、私がやっている中では常に投資可能な案件があり、お金が戻ってきてもすぐに次の投資に回せるため投資効率が上がります。

以上、私がクラウドバンクをお勧めする3つの理由を紹介しました。ほかにも、1万円から投資ができることや、サイトでシミュレーションができることも良いポイントですが、これらはほかの業者でも可能なことが多いです。

ここまでの解説で、クラウドバンクへの投資をやってみたくなりましたでしょうか。

まだ、ほんとに利益が上がるの??と疑問に持ってませんか?ここからは実際に運用するとどうなるか、クラウドバンクを2年使用した私の実績を公開したいと思います!

クラウドバンクの運用実績

私はクラウドバンクへの投資は2018年4月から、最初は手始めで10万円から始め、いまは50万円を投資しています。投資開始から約2年の実績を紹介しますので、是非、自分が投資するイメージを浮かべていただけたらと思います。

クラウドバンクの利益

最初は手探りで10万円から始め、月500円ほど安定して入っていました。500円だと少し物足りない気がしていましたが。。。途中で、残高50万円の銀行口座から利子を5円受け取った時。。。「あれ?やっぱり貯金しているだけじゃもったいないんじゃ?」と感じ、投資額を増額していきました。

今は50万円投資し、毎月平均で2,125円の収入を得ています。下図に今までの私の収益の推移を紹介しています(すべて税引き後の金額です)。順調に利益が積みあがっていることがお分かりいただけると思います。

クラウドバンク実績

次に利益だけでみるとわかりづらいので、利回りに換算して紹介したいと思います。

クラウドバンクの利回り

始めてから約2年の実際の利回りを公開します。

平均利回りは5.1%です!公式サイトでは6.99%と書いてありますが、これは税引き前ですので、実際の公式利回りは6.3%でしょう。

なぜ私の利回り(5.1%)は公式値(6.3%)よりも下回っているのでしょうか。これは、ソーシャルレンディングの投資方法ならではの落とし穴が、大きく2つあります。

クラウドバンク利回り

利回りが公式値よりも下がる理由1⃣

一つ目の理由は、投資してから運用開始まで期間が空くことです。

上のグラフで利回りが下がっている場所が気になりませんか?これらの時期は投資額を増額した時期です。ソーシャルレンディングは投資してから実際に運用開始されるまでに約1か月の業者の手続き期間があります。これにより、投資を開始しても最初の時期は利益が分配されないため、実質1か月は投資していないことになります。

1か月投資できないと、利回りは1か月/12か月減りますので、クラウドバンクの場合は平均6.3%のため、実際は約0.5%(6%の1/12)は下がると考えるのが妥当です。

利回りが公式値よりも下がる理由2⃣

二つ目の理由は、投資したい案件がすぐ見つからないことです。

投資した元本が返還されても、そのタイミングで自分が投資したい案件がなく、次の投資ができない場合は元本はそのまま手元に残り続け、収益がなくなります。

クラウドバンクは投資案件数は多いため、常にどこかには投資できますが、良い案件がなかったり、元本が返還されてことに気づかないときは投資効率が落ちて利回りが下がります。

以上、公式値よりも利回りが下がる理由を説明しましたが、これはソーシャルレンディング業者すべてに当てはまります。そのため、公式値をそのままうのみにするのはやめましょう。

クラウドバンクを銀行と比較すると

これまでに、私の運用利回りは5.1%とお伝えしましたが、この5.1%を運用し続けるとどうなっていくのでしょうか。銀行の定期預金と比較したいと思います。

これを見ると、すぐにでも銀行に余った預金をクラウドバンクに移したくなるかもしれません。

年利の違い

私のように、50万円を年利5.1%で運用したとしましょう。

銀行の定期預金だと1年間で100円受け取れますが、クラウドバンクでは1年間で25,500円受け取れます!

これはかなり大きな違いだと思いませんか??

元本50万円の預け先 利益/年 年利
クラウドバンク ¥25,500 5.1%
定期預金 ¥100 0.01%
普通預金 ¥10 0.001%

1年でこれだけの差がありますが、さらに運用を続けると複利効果によりさらに差が広がります。

複利効果とは

投資含め、年利がもらえる場合は、その年利も次の投資に回せるため、複利効果が得られます!これは銀行も同じですが、年利が大きいほど複利効果は大きくなります。

複利効果とは、簡単に言いますと1年目の利益も2年目に投資することで、利益が増えることです。今回の場合は1年目の利益である25,500円を2年目に投資に回すと、さらに25,500円の5.1%である1,301円も追加で増えるということになります。

複利効果

このまま運用を続けると?

複利効果を含めて、このままクラウドバンクで運用を続けるとどうなるでしょうか。

5年後の利益の差を、銀行とクラウドバンクで比較しました。

50万円の5年後銀行:500,250円
クラウドバンク:641,185円

5年後には約14万円の利益差が生じます!

もし貯金額に50万円ほどのあまりがある場合、すごくもったいなく感じます。50万円といえば、大手企業のボーナスの半分の金額です。ボーナスシーズンに思い切ってクラウドバンクに投資してみるのもありかと思います。

クラウドバンクと銀行の比較

さて、長くなりましたがここまで読んでクラウドバンクやってみたい!と思った方は増えてきたのではないでしょうか。

やってみたいけど、お金がかかるんじゃない?登録とか大変なんじゃない?って方!

クラウドバンクは登録、月額費は無料で、スマホでも簡単に登録できます!

ここからは、その登録方法と使い方を簡単に説明します。

クラウドバンクの登録方法

私も初めてのソーシャルレンディングへの登録は、ためらいがありましたが、登録を始めたらすごく簡単で驚きました。

スマホで登録でき、面倒な本人確認等も、書類を郵送する必要なく、全部ネットでできます!もちろん無料です。

まずはサイトへアクセス

インターネットで「クラウドバンク」と検索すればトップに出てきますが、こちらからもリンクで飛べますので活用してください。

私はスマホでやりました。書類等は写真で送れるのでスマホで登録するのが早いと思います。

 

いざ、登録!

サイトに行くと、右下に「今すぐはじめよう」のボタンがありますので、押しましょう。

始め方

押しますと、最初に登録の流れが書いてあり、非常にわかりやすいです。ここからの流れは公式サイトの手順通りにサクサク進められます。

面倒な書類の提出がすべてスマホでできるのがありがたいです。また、審査が早いので、始めようと思ったらすぐに始められるのも良いところです。

登録方法

サイトですべての記入、書類送付が終わったら審査結果がメールできます。私は1日で審査結果が来ました。

ここで終わりではありません!家に審査完了のはがきが送られますので、そのはがきに記載の番号をサイトで入力すれば、登録完了です!

登録完了したら早速使って、投資を始めてみましょう!

クラウドバンクの使い方

使い方、投資の方法はいたって簡単です。サイトもわかりやすいので直観的に操作できると思います。

まずはログインしてマイページに行くと、まず資産状況が出ると思います。最初は当然ゼロです(笑)

まずは入金!

まずは入金です。サイトのタグに「入金」ボタンがあるので押しましょう。

入金はネットバンキングの即時入金なら24時間即時入金可能です。そしてネットバンキングによる即時入金の場合は、なんと送金手数料は無料です!!

ネットバンキングがない方は通常のATM振り込みもできます。指定口座はみずほ銀行になります。口座番号が表示されますのでそこに入金しましょう!ATM振り込みの場合は15時までなら当日中、15時以降であれば翌日にマイページに反映されます。

投資案件を選ぼう!

入金確認出来たらいよいよ投資先を選びます。マイページで下にスクロールすると案件リストが登場します。案件は、銀行と比べ高利回りで、しっかりと担保・保証がついている案件が多数です。

私の好きな太陽光ファンドで説明します。目標金額は3,000万円で、この時点で2,756万円集まっています。

みんなで集まった金額が目標に達するか、募集期間が終了(この時点で残り12日)すると締め切られ、運用が始まります。

案件説明

収益をシミュレーションしよう!

気にある案件を見つけたら、収益シミュレーションをしてみましょう。

案件情報をさらに下にスクロールしていくとシミュレーションができます。使い方は簡単、投資したい金額を入力するだけ!!利回りと期間はその案件の値が自動入力されるため便利です。

金額を入力してボタンを押すと、結果が税引き前と税引き後の両方が表示されます。

シミュレーション

いざ、投資!

案件も選び、シミュレーションで収益も確認したら案件ページの上のほうにあった「この商品に投資する」ボタンを押しましょう!

投資申請画面が出ますので、投資する金額を入力し、交付書面(PDF)を確認・チェック後「投資申請確認」ボタンを押せば投資完了です。

あとは。。。毎月の利益収入を待つだけ!!株のように値動きを確認する必要がなくとても楽です。

クラウドバンク

まとめ

本記事で、クラウドバンクの説明から、ソーシャルレンディングの仕組み、実際の運用実績と登録方法、使い方を紹介しました。

いかがでしたでしょうか?銀行に貯金が眠っている方、銀行の年利と比べていかがでしたでしょうか。

おさらいしますと、50万円預けた場合1年間の年利は、銀行だと100円ですがクラウドバンクだと25,500円でした。

銀行に預けてているのはもったいない気がしてきた!!って方は、まず1万円から試してみてはいかがでしょうか。

クラウドバンク

また、下記記事では私の全ソーシャルレンディングへの投資結果を毎月公開しています。

クラウドバンク以外の業者も気になる方は一度ご覧になってください。

【最新】ソーシャルレンディングの運用実績・利回りを比較!2020年2月

-ソーシャルレンディング

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